今日は向き癖についてご紹介します^^
写真スタジオで働いていた時、お宮参りの撮影で向き癖のあるお子様がたくさんいらっしゃいました。(向き癖のないお子様は本当にわずかでした)
向き癖を気にされているママさんが多いのではないかなと思い、向き癖について調べたことを記事にしようと思います^^
◎向き癖とは
赤ちゃんが寝ている時や抱っこされている時に頭がいつも同じ方向を向いている状態です。
向き癖は長時間頭の位置が固定される睡眠時に癖がつきやすいと言われています。
一度頭の形が歪んでしまうと、赤ちゃんはますます寝やすい方向ばかりを向いて寝たがるようになります。
いつもの向きとは反対向きに寝かせようとすると嫌がって泣いてしまうかもしれません。
◎向き癖による頭の歪みの種類
歪みの種類は3種類あります。
向き癖によって頭の一部のみに負担がかかり続けると、下記のような頭蓋変形が生じる可能性があります。
①斜頭症
頭部が斜めに歪んでいる状態
②長頭症
頭が縦に長く伸びていて、後頭部が大きく突き出している状態
③短頭症
後頭部が平らになっている状態
◎向き癖は自然に治る?
軽い向き癖であれば赤ちゃんの頭や動きの成長、首の座りなどによって改善することもあります。
中等度以上の頭の歪みが生じている場合は、そのまま平坦面を下にして寝ていると癖が強くなり、自然に治るのは難しいと言われています。
赤ちゃんは生後2ヶ月頃から活発に動くようになり、生後4ヶ月頃に寝返りを始めると寝かし方だけで向き癖を治すのは簡単ではないでしょう。
また、赤ちゃんが寝ている間、ずっと親が見守っているのは家族にとっても負担が大きくなってしまいます。
◎向き癖による影響
①自然な発達が遅れてしまう
近年では頭の歪みがある子供に運動や神経発達の遅れが見られた例が複数報告されています。
②見た目がコンプレックスになってしまう
向き癖は頭の形だけではなく、頭部や顔面の歪みにも関わってきます。
向き癖による頭蓋変形の程度が大きいと、目の位置が左右でずれる事による視覚面や斜視、歯並びの悪さによる病気、顎の歪みや顎関節症、首や肩への痛み、側湾などのリスクが伴います。
頭、髪の毛、耳や目の位置の歪みによる見た目のコンプレックスを抱えてしまうかもしれません。
左右で耳や目の位置が違うので綺麗に眼鏡をかけられない、自転車のヘルメットが装着できないなどの例も報告されています。
③親の生活リズムが崩れてしまう
ご両親とも日中は仕事をしている、年齢が上の兄姉がいる、といった場合には、赤ちゃんの頭の形に向き合っていると日常生活のリズムを崩してしまいます。
治療しないと頭の歪みは残ってしまいます。
お子様の将来や育児の負担改善のために頭の形を整えてあげたいという場合は早期治療を検討しましょう。
頭の形の専門医へ相談してみてくださいね^^
今回、参考にしたのはこちらです↓
https://babyhelmet.jp/childcare/901/
◎向き癖防止クッションのご紹介
甥っ子が使用している向き癖防止クッションです。
これを使うことで向き癖のある方向と逆方向に顔を向けて寝てもらうことができます。
素材は綿、プラスチックビーズ、シリコン樹脂です。
《使い方》
向き癖のある肩と肘をクッションに乗せ、細い部分をおしりの下に入れて使います。
ズレ防止のため底面には滑り止めが付いています。
頭のゆがみの改善は対策時期が早ければ早いほど短期間での効果が期待できます。
《サイズ》
S
縦 29cm×横 19cm×高さ 11cm(〜7kgまで)
M
縦 35cm×横 23cm×高さ 14cm(〜9kgまで)
L
縦 42cm×横 28cm×高さ 17cm(〜11kgまで)
《使用期間の目安》
生後2〜3ヶ月くらいまで
0.5〜1ヶ月程度
生後5〜6ヶ月くらいまで
2〜3ヶ月程度
《クチコミより》
クチコミで多かったのが「もっと早くから始めればよかった!!」という声。
こちらのクッションは赤ちゃんが寝返りをするようになると効果がないようですので、早い時期から使用するのがお勧めです。
使い方は簡単でわかりやすいクッションです。
かなりしっかりた造りで滑り止めもついているため赤ちゃんが動いてもズレなくて良いです◎
向き癖クッションはネット通販でもいろいろな種類がありますので、お子様のお体に合ったクッションを選んでみてくださいね♪
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